唐子木彫根付

江戸時代・19世紀
高2.6
線刻銘「法延」
東京国立博物館

唐子は頭がやたら大きく、表情もややグロテスクな意匠のものが多いが、これはバランスがよく愛らしい表情である。
使いこまれた感のあるなれ具合に民具としての趣がある。
「法延」は、上田令吉「根附の研究」に「木刻をなし唐子などを作る、天明寛政頃の人なり(彫銘、法延)。」とある。
「天明寛政頃の人」であれば18世紀、江戸中期ということになるのであろうか。
 
出典:国立博物館所蔵品統合検索システム