鬼羅漢角力牙彫根付

江戸時代・19世紀
高2.6
線刻銘「鴇楽民(花押)」
東京国立博物館
郷誠之助氏寄贈

蓮の葉の上で鬼と羅漢が相撲をとる意匠。
江戸の根付職人の腕にかかると恐ろしい鬼も愛嬌のある表情を見せる。
鴇楽民(1804-1877)は江戸後期から明治前半。現在の茨城県土浦の人。
上田令吉「根附の研究」には「樂民」の項に短い記述がある。
「弌葉齋と號し安政頃の人なり。」
別に「鴇民晃」の項に、

木刻及牙刻をなす、天保以降慶應の人なり(彫銘、鴇民晁、樂民鴇法眼或は鴇法眼花押)。

との記述がある。

出典:国立博物館所蔵品統合検索システム