江戸時代・19世紀
長径4.2
線刻銘「正利(花押)」
東京国立博物館
雀踊(すずめおどり)とは、江戸後期(19世紀)に流行した奴踊りの一種。
奴装束に笠をかぶり三味線と歌に合せ雀の動作を真似て踊る。
葛飾北斎が「北斎漫画」の中で笠をかぶって踊る奴の姿を描いている。
上田令吉「根附の研究」には三名の「正利」のことが記述されている。
一人は、名古屋で生まれ、後に大阪に移った明治の「正利」澤木利造(明治17年、50歳で没)。升鼠で有名な「正一」の兄である。
二人目は「牙刻木刻共に巧にして人物、禽獣、面等を作る、天明寛政頃の人」。
三人目は「牙刻及象嵌をなす、後期の人」。
この根付は塊感のある実用的な造形である。
出典:国立博物館所蔵品統合検索システム


