木彫

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蝦蟇草履木彫根付

江戸時代・18世紀高1.8線刻銘「虎渓」東京国立博物館草鞋に蛙で「無事帰る」。伊勢参りの土産物として好まれた意匠である。江戸の庶民の代表的な根付。当時はどれほどの数が売れたのか。「虎渓」は伊勢派を代表する有名根付師の一人。詳しくは「羚羊木彫...
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椎茸籠木彫根付

江戸時代・19世紀長径3.6線刻銘「一力」東京国立博物館籠に盛られた蕈(きのこ)。性的なシンボルを想起させるキノコを根付として愛用する江戸の人のおおらかさが感じられる。素朴な作りである。「一力」は上田令吉「根附の研究」に「木刻を以て善く蕈類...
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雀踊木彫根付

江戸時代・19世紀長径4.2線刻銘「正利(花押)」東京国立博物館雀踊(すずめおどり)とは、江戸後期(19世紀)に流行した奴踊りの一種。奴装束に笠をかぶり三味線と歌に合せ雀の動作を真似て踊る。葛飾北斎が「北斎漫画」の中で笠をかぶって踊る奴の姿...
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羚羊木彫根付

江戸時代・18世紀高2.5線刻銘「虎渓」東京国立博物館羚羊(かもしか)は干支の一つ、羊のかわりに作られた。江戸時代の人にとっては羊の姿は馴染みがなかったのであろう。写実的(といっても、どこまで本当のカモシカに似ているかはわからぬが)な描写。...
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猿鯰木彫根付

江戸時代・19世紀高2.5線刻銘「霞月」東京国立博物館地震を起こすとされる鯰を要石で押える猿。根付でしばしば見られる図案である。地震が起こらぬように願う江戸の庶民の願いが込められている。彫は荒いが、素朴な味わいがある根付である。「霞月」は上...
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猿木彫根付

江戸時代・19世紀高3.3線刻銘「正明」東京国立博物館右手につかんだものを口に運んで食べる猿の姿。丁寧な毛彫りが施されている。日常使いに供する根付である。「正明」は上田令吉「根附の研究」に「木刻を以て獣類を作る、天明以降寛政頃の人なり」とあ...
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僧木魚木彫根付

江戸時代・19世紀高2.7線刻銘「正之(花押)」東京国立博物館木魚に肘をついて居眠りする僧の姿。塊感のある根付らしい形状である。使用感は薄いが、根付としての実用に耐えうる意匠である。「正之」については上田令吉「根附の研究」に二名の正之がいた...
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親子亀木彫根付

江戸時代・18世紀高2.1線刻銘「左一山」東京国立博物館親亀の上に子亀がのる構図。根付としての塊感があり、亀の表情に当時の人々のセンスが感じられる。甲羅や爪の彫も細かで丁寧。「左一山」は天明寛政頃の會津の人。蝸牛木彫根付もある。出典:国立博...
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鬼若丸木彫根付

江戸時代・19世紀高3.3線刻銘「正州」東京国立博物館鬼若丸というのは後の武蔵坊弁慶。比叡山での修行僧時代の呼び名が鬼若丸。その鬼若丸が釣鐘を抱えている構図は、弁慶釣鐘木彫根付と同じ題材です。実用的な形状。使いこまれた風合がある。「正州」は...
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唐子木彫根付

江戸時代・19世紀高2.6線刻銘「法延」東京国立博物館唐子は頭がやたら大きく、表情もややグロテスクな意匠のものが多いが、これはバランスがよく愛らしい表情である。使いこまれた感のあるなれ具合に民具としての趣がある。「法延」は、上田令吉「根附の...
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布袋唐子木彫根付

江戸時代・19世紀高3.0線刻銘「田耕」東京国立博物館布袋様と唐子が袋の口を引っ張り合っている図。縁起のいい組合せを一塊にした形状である。使いこまれた感のあるなれ具合に民具としての根付ならではの趣がある。「田耕」は上田令吉「根附の研究」に「...
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福禄寿唐子木彫根付

江戸時代・19世紀高2.8線刻銘「花春」東京国立博物館性的なシンボルを連想させる福禄寿と、子宝を授かる願いが投影された唐子の組合せ。微笑ましくも露骨なデザインの中に子孫繁栄を願う気持ちが込められている、と解釈すべきなのか。根付とはまた違う意...